貧血・病気症状・原因

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- 貧血という病気症状と原因 -

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     貧血という病気

     正常成人はヘモグロビン、ミオグロビン、貯蔵鉄のかたちで、体内に4〜5gの鉄を保有しているといわ

     れます。食事からの鉄分は十二指腸及び上部小腸で吸収される一方、消化管上皮や皮膚の剥奪によって 

     1r/日前後失われていると言われています。貧血という病気の原因は、食事からの摂取量不足、消化管か

     らの慢性出血、月経過多、胃切除後の消化管吸収不足、妊娠や発育、成長に伴う鉄需要の増加などが考えら

     れます。


     
貧血という病気の進行と酸素不足

     進行すると運動障害や意識障害などをおこす貧血は、文字通り血が足りない状態の病気です。血液中の血色

     素(ヘモグロビン)量、またはヘマトクリット(赤血球容積率)値が低下して障害を起こす病気です。

     ヘモグロビンは酸素や二酸化炭素と結合し易く、呼吸、ガス交換を通じて酸素を身体中に運んだり、不要に

     なった二酸化炭素を末端の組織からもって帰り、肺から体外に放出するなどの役目を担っています。貧血と

     いう病気はこの機能が充分にはたせず、酸素不足が起こります。原因は多様で、貧血の種類も異なります。


     
鉄欠乏性貧血という病気

     鉄分不足による鉄欠乏性貧血という病気は成人に最もよく見られます。需給バランスが崩れ需要の増加にヘ

     モグロビン合成の供給が追いつかなくなるなどの貧血状態で、小球性低色素性貧血という赤血球の小さな状

     態も出現します。この様な鉄分の需給などの原因による貧血は、冒頭に述べました原因以外にも無理なダイ

     エットもその中に入ります。

     30歳以降の女性の健康調査では10人に1人に近い率で貧血に悩んでいるという報告があります。血色素量

     が少ないこの貧血は、鉄が不足している場合やヘモグロビン(血色素)の合成が不十分の可能性もあります。

     後者の場合はダンベル体操で効果的に血色素量を増量できるという報告もあり、試して見る価値は充分にあり

     そうです。ダンベル体操はヘモグロビンの合成が高まり、鉄のリサイクルが効率よく進むようになると紹介さ

     れております。


     
貧血関連検査値・基準値

     血清鉄血清ビリルビン尿酸尿ウロビリノゲン白血球数赤血球数ヘマトクリットヘモグロビン量

     コリンエステラーゼ中性脂肪総コレステロールグリコヘモグロビン

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- 貧血という病気の一般的症状 -

 女性では高度の貧血があっても、無症状のことも有り

 ますが、ヘモグロビンが 7g/dl 以下になります

 と病気の症状が出現してきます。

 進行すると運動障害、意識障害などの神経症状を起
 
 しますが一般には軽症の貧血では息切れ、動悸、

 めまい、顔面蒼白、冷や汗などが見られます。

 食欲減退や立ちくらみなどもあります。


 
赤血球数 430〜550
万/μl
350〜550
万/μl
血色素量 13〜16
g/dl
12〜15
g/dl
ヘマトクリット 37〜50% 34〜45%

 *ヘマトクリット:血液中に占める赤血球の体積
              (鉄欠乏性貧血)



         
- 起こり易い主な貧血 -


 鉄欠乏性貧血という病気

  
  鉄分が不足してヘモグロビンが充分に合成されない

  血色素量低下、小球性低色素性貧血

 
巨赤芽球性貧血という病気

  ビタミンB12や葉酸の欠乏で起こる

  赤芽球が成熟しないまま巨大化

 
溶血性貧血という病気

  色々な障害因子により赤血球の破壊が進むため
  起こる 

  正常では120日くらいの赤血球の寿命が短縮

 
再生不良性貧血という病気

  骨髄の造血機能に障害がある貧血

  各種の血球が出来なくなる

 
続発性貧血という病気

  他の病気が原因となって起こる貧血

  感染症、膠原病、肝・腎疾患、ガンなど


       - 貧血の自己診断は危険です -

 一般に言う貧血という病気には2種類あります。

 一つは今まで述べています本当の貧血ともう一つは

 低血圧(特に起立性低血圧)です。

 血液検査で赤血球数や血色素量などの値が低ければ貧血

 という病気ですが、急に立ち上がって状態の血圧が低く

 なって、脳への充分な血液が流れないため、立ちくらみ

 などがおこるのは起立性低血圧という病気です。

 この二つの病気の治療法は全く異なります。診断は医療

 機関に任せましょう。


        
- 出血性の原疾患に注意 -

 男性では胃潰瘍、女性では子宮筋腫による過多月経など

 により出血している場合単に増血剤を飲んでも出血原因

 (他の病気)があるので、根治療法にはなりません。

 何よりも出血原因となっている病気を治療する必要があ

 ります。

       
 - 貧血を補う鉄剤の服用 -

 鉄剤の服用ですが食間のほうが吸収は良いのですが、胃

 腸の刺激を避けるために、食事直後に服用します。

 タンニンとの化学結合を避けるため、服用後1〜2時間

 はコーヒー、緑茶などの引用を控えます。硫酸第一鉄は

 歯と歯肉に沈着し易いので、口腔内をきれいにする様に

 心がけましょう。長期服用は貯蔵鉄量を充分に上げるた

 めです。(200r/日 半年〜1年)副作用として腹痛

 、食欲低下、便通異常などが起こることがあります。


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