悪性リンパ腫・病気症状・療法

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- 悪性リンパ腫という病気(症状/療法など) -

 top pageへ>悪性リンパ腫         悪性リンパ腫という病気は全身症状

     悪性リンパ腫という病気

     悪性リンパ腫という病気はリンパ節や脾臓など全身に存在するリンパ組織から発生する悪性腫瘍です。リンパ

     球系の細胞は成熟するとリンパ節に移動しますが、このリンパ球が異常増殖するものが悪性リンパ腫です。

     この病気はリンパ球の腫瘍性増殖で原則、腫瘤を形成し、び漫性浸潤を主体とする白血病とは区別されます。

     また、悪性リンパ腫という病気はホジキン病非ホジキンリンパ腫に分けられますが、ホジキン病という病気

     では、病変の広がり、病期の分類も行われており、この病気の予後の推測、治療法の選択に役立っています。

     日本人では非ホジキンリンパ腫が全体の9割を占めています。年代別ではホジキンリンパ腫は20歳代〜30

     歳代に多いのに対しまして、非ホジキンリンパ腫は60歳代がピークです。病期の進行stageは悪性リンパ腫

     診断の後にCTスキャン、ガリウムシンチ、骨髄生検、PETなどで決定します。悪性リンパ腫は一部には特殊

     なウィルスが関与していると分かってはおりますが、詳しい癌発生メカニズムは判明しておりません。リンパ

     節腫大が一般的症状で首、腋下、足の付け根などが腫れて気づきます。体深部の悪性リンパ腫が気づかず

     進行すると発熱、体重減少、寝汗、疲労感などを自覚することがあります。タイプとして緩慢型(40%)、

     進行型(50%)、急速進行型(5%程度)があります。

     
     
悪性リンパ腫/ホジキン病という病気

     ホジキン病という病気では、リンパ球優勢型、結節硬化型、混合細胞型、リンパ球減少型に分類されており、

     stageT〜stageW迄病期分類されます。Ta.Ua期の標準治療は今までは放射線治療単独でしたが、近年では

     抗癌剤治療、放射線治療併用療法が一般的になりつつあります。B症状、V期、W期では化学療法が中心

     です。

     病期は最初に起こった場所から、概ねどの位遠くまで転移しているかによって病期の進行度分類します。

     病期の進行度はこの病気の予後の推測に大きな影響を与えます。ホジキンリンパ腫の場合、リンパ節の腫れは

     痛みが無いのが特徴とされておりますが、痛みを伴う場合もあります。頸部、腋下、鼠径部などの腫れがよく

     確認され、発熱、寝汗、疲れ易さ、体重減少などの全身症状も見られることがあります。2週間以上にわたっ

     て痛みの無いリンパ節腫脹、全身症状があれば即、診断が必要です。


     
悪性リンパ腫/非ホジキンリンパ腫という病気  (参考/抗癌剤もご覧下さい)

     非ホジキンリンパ腫という病気の場合は、進行の早いタイプ(aggressive)と進行の遅いタイプ(indolent)

     が有ります。濾胞性リンパ腫(中細胞型、混合型、大細胞型)及び、び漫性リンパ腫(小細胞型、中細胞型、

     混合型、大細胞型、多形細胞型、リンパ芽球型、バーキット型)に分類され、全身の病気症状以外にも、胃腸

     管などのリンパ組織からも発生します。免疫機能を担うリンパ組織が侵され、リンパ節の腫脹、免疫機能の低

     下、貧血、食欲不振、体重減少、発熱などの全身症状を呈する悪性リンパ腫は、免疫機能の低下により、病気

     罹患も、し易くなります。病気の進行度は予後に大きな影響を与えます。非ホジキンリンパ腫の場合はホジキ

     ンリンパ腫の症状に加え、喉、皮膚、胃腸など全身の様々な場所にもできますし、発症部位に応じた症状も出

     るのも特徴です。非ホジキンリンパ腫の場合は
進行の遅いタイプの場合、T、U期は病変部位に放射線治療、

     (約半数治癒が期待できる)V、W期症状がない場合は経過観察の選択肢もあり得ます。進行が明らかなら抗

     癌剤治療が中心となる。)。
進行の早いタイプの場合(日本人に多い悪性リンパ腫でびまん性大細胞型B細胞

     リンパ腫が代表的)、中〜高度悪性リンパ腫で、CHOP療法が標準的な併用療法です。びまん性大細胞型B

     細胞リンパ腫では抗体療法(リツキシマブ)を加えたR-CHOP療法が標準療法となります。大きな腫瘤の無

     いT、U期の中〜悪性度リンパ腫ではCHOP療法を3コース実施後、放射線治療を追加する事により70%

     以上が治癒するといわれます。予後が悪いと予測される場合は造血幹細胞移植も選択肢となります。


     
人体を守る免疫機能

     人体にはリンパ管という管が全身に張り巡らされており、その中を流れるリンパ液は死んだ細胞や血球な

     どの老廃物を運び去り、外部から細菌やウィルスなどが侵入すると、白血球などと共に対抗して、処理を

     する免疫機能を持っています。

     リンパ系細胞は、Tリンパ球(T細胞)と、Bリンパ球(B細胞)という免疫機能をになう細胞に分けられ、

     ウィルスのような微生物の持つ抗原と結合する抗原レセプター(受容体)をもっています。


     
悪性リンパ腫という病気の原因

     悪性リンパ腫という病気は、免疫グロブリン遺伝子や、レセプター遺伝子を持つ染色体の異常により染色体

     中のガン遺伝子が活性化し、リンパ系細胞がガン化して病気発症するものと考えられています。(詳しいこと

     はまだ良く判っておりません。ウィルスの感染や、免疫不全、遺伝子の異常も関わっていると考えられてもお

     ります。)


     
悪性リンパ腫関連検査値・基準値

     白血球数赤血球数尿酸


     CHOP療法

     ビンクリスチンサイクロフォスファミドアドリアマイシン、副腎皮質ホルモンの4剤併用療法

     (その他の抗癌剤、イリノテカンエトポシドブレオマイシンも御参考にご覧下さい)

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       -悪性リンパ腫の腫れる部位と症状-


 悪性リンパ腫はリンパ節、脾臓、扁桃などのリンパ系細

 胞が悪性化して増殖する病気です。身体の表面近くのリ

 ンパ節が腫れてきて、首、脇の下、足の付け根などがグ

 リグリが自覚できるようになりますが、押しても痛みが

 無いようなら専門医の診断を受ける事が大切です。

 頸部や胸部は腹部と共に主要な器官や臓器が多いという

 点で免疫機能を担うリンパ組織の密集している部位です

 。病気が進行すれば何箇所ものリンパ節が腫れて発熱、

 体重減少、寝汗などが症状として現れます。転移します。

 (左図の縦隔に付きましては縦隔図解もご覧下さい)
 
        
  - 悪性リンパ腫という病気-


 
大多数は頸部のリンパ節から発症し、無痛性の腫れとし

 て自覚されますが、このリンパ節は、いわば人体を守る最

 後のとりでです。(弾性硬の腫瘤)


 病気症状は発熱、全身倦怠感、易疲労感、体重減少などで

 、ホジキン病という病気の場合は、周期性の発熱がしばし

 ば見られます。貧血もしばしば確認できますが、高度の

 ものはそう多く有りません。この病気が進行している場合

 は、肝脾腫が高率で確認されます。掻痒症、色素沈着、紅

 斑などの皮膚症状その他消化器症状、呼吸器症状などがあ

 ります。


 細菌やウィルスが体内に侵入すると、リンパ球や白血球が

 速やかに反応し、撃退し病気罹患を防ぎますが病原菌の勢

 いが強ければ、リンパ管が炎症を起こし、リンパ節にまで

 及び、グリグリとして自覚されます。この病気の場合、最

 初に発生する場所が他のリンパ節や、諸臓器のリンパ組織

 の場合もあります。日本人の非ホジキンリンパ腫は半数近

 くが胃腸管や、肺などのリンパ組織から発症します。

      

          -リンパ節の構造-

 リンパ節(リンパ腫)はリンパ管が合流する部分にある

 球状の形をした逆流防止弁の付いた豆粒大からソラマメ

 大くらいの大きさの組織です。全身には800箇所程あ

 ります。多く存在するのは頸部、脇の下、ももの付け根

 などで、リンパ管を流れる病原体や毒素、老廃物などを

 取り除いて、ろ過したり、骨髄で作られたリンパ球を一

 時蓄えたり成熟させたりする働きをします。リンパ節が

 腫れるのはウィルスや病原菌などの勢いが強い場合、免

 疫反応のバリアーをかいくぐったものがリンパ節に到達

 した結果です。この様に病原菌とリンパ節のせめぎあい

 が、リンパ節を腫れさせたりしますが、これらの細菌や

 異物などが勝ってしまうと、病原菌などは全身に回って

 しまい、敗血症などの病気を引き起こしてしまいます。

          -悪性リンパ腫のステージ-


 右図をご覧下さい。悪性リンパ腫ではステージがV〜W期

 で多剤併用療法(CHOP療法)の選択方向になります。

 原則T〜U期は放射線療法となります。

 (悪性リンパ腫の治療もご覧下さい)

 T期 一つのリンパ節に病変を認め、他には認めない。

 U期 横隔膜を境にし、上部、あるいは下部のいずれかの

     領域にのみ、2箇所以上の病変を認める。

 V期 横隔膜を境にして、上部、下部の両領域に病変を認

     める。

 W期 リンパ節以外に臓器にもリンパ腫細胞の病変を認め

     る状態。

  
         - 早期発見、早期治療 -


 悪性リンパ腫はリンパ組織内のリンパ球から発生する悪性

 腫瘍で、全悪性腫瘍の3%、日本では人口10万人当たり

 5人程度です。成人T細胞白血病・リンパ腫は日本南部に

 特に多い疾患でヒトT細胞白血病ウィルスー1(HTLV-1)

 という特殊なレトロウィルスの感染が、その発症に繋がる

 と考えられています。


 発症は
頸部のリンパ節からの場合が多く、症状は全身性の

 症状を呈します。 進行度は最初の発生部位から、どの位

 遠い位置にまで転移しているかで、予後に大きく影響しま

 すので、リンパ節に腫脹を感じたら速やかに医師に受診を

 して、診断を仰ぐ事をおすすめします。


 欧米の報告によりますと、ホジキンリンパ腫の場合、T期

 、(90%以上)U期(80〜90%)、V期(50〜90%)、W期

 (40〜65%)が治癒すると言われています。悪性リン

 パ腫は完全寛解の期待できる疾患です。療法での副作用が

 辛くて悩まれる事もあるかも知れませんし、精神的不安や

 抑圧などで、食事が出来ず体重も減少することもあるかも

 知れませんが、免疫不全による感染症や抗癌剤による副作

 用を克服するためにも栄養を充分にバランスよく摂ること

 が大切です。完全寛解後も治療期間中で化学療法が続いて

 いる場合は感染症やマスクの着用、高頻度のうがい、手洗

 いなどの励行にも重症感染症を引き起こさない為にも配慮

 が必要です。


          
 - 悪性リンパ腫の治療 -


 
悪性リンパ腫の治療は原則としては、病期T〜Uは放射線

 療法(局所照射〜拡大照射〜全リンパ節照射)、病期V〜

 Wは化学療法アルキル化剤ビンカ・アルカロイド、抗

 生物質、副腎皮質ホルモンなどの組み合わせによる多剤併

 用療法)が選択されます。{今迄ではホジキンリンパ腫の

 場合、Ta.Ua期の標準治療は放射線治療単独でしたが、近

 年では抗癌剤治療、放射線治療併用療法が一般的になりつ

 つあります。B症状、V期、W期では化学療法が中心です

 。非ホジキンリンパ腫の場合は
進行の遅いタイプの場合T

 、U期は病変部位に放射線治療、(約半数治癒が期待でき

 る)V、W期症状がない場合は経過観察の選択肢もあり得

 る。進行が明らかなら抗癌剤治療が中心となる。

 進行の早いタイプの場合(日本人に多い悪性リンパ腫でび

 まん性大細胞型B細胞リンパ腫が代表的)、中〜高度悪性

 リンパ腫で、CHOP療法が標準的な併用療法です。びま

 ん性大細胞型B細胞リンパ腫では抗体療法(リツキシマブ

 )を加えたR-CHOP療法が標準療法となります。} *重複


 外科療法も通常の悪性リンパ腫の場合に限定的に選択され

 る場合もあります。ただし、消化管に原発する悪性リンパ

 腫の場合は、外科手術が第一選択としてありえます。その

 場合は進行の度合いも有りますが、完全に切除の可能な場

 合は良好な予後も期待できます。(場所によっては骨髄移植

 が選択される場合もあります。)


        -悪性リンパ腫の主な転移先-

 肝臓/11、6%、脾臓/11、4%、肺/8、8%、骨髄

 /8、3%、腎臓/7、9%


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