肺炎・気管支炎・病気症状

ULIES.COM 肺炎・気管支炎
スポンサードリンク

- 肺炎・気管支炎という病気/症状 -

 top pageへ>肺炎             肺炎・気管支炎という病気/症状と抗生物質

     肺炎という病気

     肺炎という病気は解剖学上は、実質性肺炎(肺胞性肺炎、肺胞内肺炎)、間質性肺炎(肺臓炎)に・病因別

     では感染性肺炎、非感染性肺炎に・発症機序別では嚥下性肺炎、沈下性肺炎、転移性肺炎、医原性肺炎

     ・更には老人肺炎、院外院内肺炎(市中肺炎・院内肺炎)などに分類あるいは語句使用している病気です。

     一般の人が罹り易い病気、市中肺炎は原因菌により定型肺炎と非定型肺炎に分けられます。 グラム染色

     すると痰に含まれる細菌が、紫色やオレンジ色に染まりますが、定型肺炎という病気がこれにあたり、肺炎

     の約70%はこのタイプです。 この病気の原因菌は、肺炎球菌、インフルエンザ菌、嫌気性菌、黄色ブドウ

     球菌、緑膿菌などがあります。一方、非定型肺炎という病気のタイプはグラム染色しても痰が染まらず、細

     菌以外の微生物と考えられ、 マイコプラズマ、クラミジア、インフルエンザなどのウィルスやレジオネラ菌な

     どの細菌で起こります。病気症状も病気の治療法も夫々異なります。




◎こちらに掲載させて頂いておりました以下の肺炎・気管支炎関連追加情報は整理ポストに移動させて頂いております。
*ワクチン接種 *肺炎球菌ワクチンの効果 *持続性・反復性の痰を伴う咳 *肺炎と肺炎球菌 *肺炎予防(予防策1)



     * 高齢者も肺炎球菌ワクチンを;肺炎は多様な病原体が起こすもので、その中で最も多いのが肺炎球菌

     であり、市中肺炎の3割を占めるとされております。日本の65歳以上の肺炎球菌ワクチン接種率は200

     7年の4%から2012年の18%まで増加してきておりますが、米国では61%とまだまだ低いのが現状で

     す。 日本人の死因のうちでは肺炎が急上昇しており、しかも高齢者は罹り易く、重症化し易い。高齢化が

     この数値に拍車をかける事も考えられます。早めに肺炎球菌ワクチンの接種が薦められております。




     * マイコプラズマ肺炎;マイコプラズマ肺炎が流行しています。マイコプラズマ肺炎は本来、子供や若い人

     に多いが、近年ではお年寄りの感染例も目だっております。 マイコプラズマは細菌の中でも最も小さな病

     原体であり、唾液の飛沫などから感染します。 咳・痰・発熱などの風邪類似症状(クラミジア肺炎、百日咳

     にも類似)が抜けない様なら注意が必要になります。1〜2週間続くなら感染を疑い、すぐに呼吸器科を受

     診する必要があります。マイコプラズマ肺炎はかつてマクロライド系の抗生物質が良く効きましたが、耐性

     菌の増加により治療薬もマクロライド系抗生物質が効かなければ、 テトラサイクリン系、ニューキノロン系

     の抗生物質に変える事になります。 診断は咽頭分泌液の培養検査では2〜3週間かかってします為、 ま

     ずは流行状況や症状から診断される実情にあります。




     * 高齢者肺炎対策新指針;高齢者の肺炎による死亡率は、例えば75歳を超えると急に増加し、85歳以上

     では若年者の千倍にもなると指摘されております。従来、一つの分類方法としての市中肺炎と院内肺炎の

     分類方法で 原因微生物の特徴分けが出来、 その場所と重要度から適切な治療が可能となっていました。

     しかし近年この分類ではシェアできない症例が増加している。 その理由として、@市中肺炎でも抗菌薬の

     効かない耐性菌が増えてきた、A誤嚥性肺炎が増えてきた、事が挙げられてきております。 この裏には「

     高齢者の増加から要介護者が増えてきた為とみられる」としています。従来のガイドラインはこの耐性菌と

     高齢者肺炎の対応が十分でないとし、 NHCAP (医療介護関連肺炎)というカテゴリーを作る事になりまし

     た。『@介護施設入所中Aまたは退院して90日以内B介護が必要な人Cカテーテルなどを血管に挿入す

     る血管内治療を受けている・・のいずれかに当てはまった場合。』市中肺炎の半分はNHCAPがあてはまっ

     た。この適用で今後、適切な治療対応ができると期待されております。 肺炎は初回治療に失敗すると死亡

     率が高くなる特徴を持つ。 早期の病原菌の特定は治療の鍵を握る事になります。 某病院長は、予防に大

     切なのは 口腔ケアとワクチン接種 (インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの併用は顕著な効果があ

     る)と指摘されています。また、食後2時間は寝ない、寝る3時間前の食事を避けるなども挙げています。




     * 小児用肺炎球菌ワクチン;2010年度(補正予算)、 子宮頸癌ワクチン・インフルエンザb型ワクチン・小児

     用肺炎球菌ワクチンの接種に対する国の助成が決まりました。このうち、小児用肺炎球菌ワクチンは、死亡

     や重い後遺症にも繋がる疾患(髄膜炎・菌血症・肺炎など)が主な予防対象となっております。 しかし、欧米

     では中耳炎も予防対象に入っている事もあり、 子供に身近な感染症として、中耳炎にも一定の効果が期待

     されております(日本では承認外の効能とされております)。 中耳炎は内耳に肺炎球菌やインフルエンザ菌

     などが侵入して起こり、3歳までに約8割が罹るとされております。鼓膜の内耳に水が溜まり、子供たちは強

     い痛みを訴え、泣き叫びます。長引けば難聴や言語障害の原因にもなり、髄膜炎の6割が中耳炎から悪化

     したものとする報告まであります。(「6歳未満の急性中耳炎の患者から分離した691の細菌株のうち、約3

     2%が肺炎球菌とされ、認可されたワクチンの対象とする菌のタイプは、その約63%」とする報告もあります。

     )因みに急性中耳炎の場合、ワクチン接種により米国では7%、フィンランドでは6%減少したとする報告があ

     ります。






     
誤嚥性肺炎という病気

     食べ物や、唾液、胃酸などが気管に入り込んでしまう誤嚥性肺炎という病気は、お年寄りに多く発生する肺炎


     です。加齢により、弁がうまく働かず食べ物を飲み込むときに、気管に入ってしまったり、睡眠中にも唾液や

     胃液が少しずつ気管の方に流れてしまう事により起きる厄介な病気です。通常むせたり咳で反射的に異物を外

     に吐き出しますが、その反射が弱まっているために肺炎になってしまうものです。お年よりは口腔内の殺菌力

     も低下しているため、口中の細菌が繁殖し易く、それが唾液と共に肺に入ってしまい、肺炎という病気になっ

     てしまいます。


     * 高齢者の口腔ケア;介護対象の高齢者で、義歯の場合、口腔ケアは極めて大切な位置づけになります。噛

     む力や嚥下の筋力が弱っていると、誤って食べたものが器官に入ってしまう事があり、 それが誤嚥性肺炎の

     原因となる事があります。口腔内が汚れていますと、水やお茶を飲むだけでも誤嚥性肺炎の可能性も高まり

     ます。 更には、無意識の唾液の飲み込みでも誤嚥性肺炎の可能性があります。舌や口の粘膜の清浄には、

     市販のスポンジ等を用いて、食べかす等の汚れを拭い、粘膜をそっと丁寧に拭います。口の中のマッサージ

     も勧められております。また、歯茎が痩せ、義歯が合わなくなると、義歯と歯茎の間に食べかすが溜まります。

     この場合には、義歯の適合性を改善する為に、歯科医院を受診する事も必要になります。介護される高齢者

     も、日常の口腔ケアは気持ちよく、喜んでくれるでしょう。




     
* 誤嚥性肺炎の予防;加齢と共に歯の数も減り、あるいは無くなり、筋力や神経も衰え、ものを飲み込む嚥下

     機能も低下します。この事が、食べ物や唾液と一緒に口の中の細菌が誤って、気管から肺に入り、誤嚥性肺

     炎を起こし易くなります。場合によっては、ご本人が気付かないうちに誤嚥している可能性さえあります。薬を

     飲む時むせやすい、 食後咳払いをする事が多いなどを気付かれている場合には、誤嚥の危険信号です。予

     防法は @毎食後、丁寧に歯を磨く(口中が汚れていると細菌が増殖し、睡眠中に唾液を誤嚥する恐れがある

     A入れ歯を含め、歯の悪い人は治療をする Bぶくぶく嗽をする(頬の筋肉が鍛えられる)C歌を歌う(呼吸筋

     力や音程を司る喉頭の筋肉の訓練になる/ 舌の出し入れを繰り返しても良い) この中では、歯磨きの効果が

     高いと推奨されています。(口への刺激は嚥下に関係する脳神経の働きを良くし、歯の無い人もマッサージ用

     の歯ブラシで歯茎をマッサージすると良い)また、食生活もパサパサ、パラパラした乾いたものを避け、顎を上

     げて飲み込まない様にする、小食・偏食・栄養バランスに気をつける(免疫力に関係)などが大切です。



     
* 高齢者と誤嚥性肺炎;嚥下機能の低下した高齢者に多いのが誤嚥性肺炎ですが、 初期は食欲が無い、元

     気が無いという程度の為、本人も含めてご家族も気付き難いものです。 進行して咳・痰・発熱が認められる頃

     には重症化しているケースも多く、高齢者の死因としても高いものがあります。 口の中の口腔ケアはとても大

     切です。介護の必要な方の場合、食後は口の中に残っている食べかすを取り除く・ブラッシングを丁寧にする・

     嗽をして口の中を清潔に保つなどが予防にも繋がります。 歯が無い場合でも同様に、口腔ケアを丁寧にして、

     寝たきりの方の場合には、体位も変えてあげる事で、痰も出易くなり、多少の誤嚥でも細菌やウィルスを排出

     し易くなります。(一部重複します。)



     * 唾液
;唾液の分泌量は加齢と共に減少しますが、それを放置しますと様々な問題を起こします。例えば、唾

     液の減少は口臭を招きますが、それは舌苔(舌の表面に出来る白っぽいもの)が主な原因です。 舌苔は舌乳

     頭(舌の表面にある細かい突起)の間に、食べかすや口の中の剥がれ落ちた粘膜細胞などが溜まったもので

     あり、放置する事で細菌の温床となり、揮発性硫黄化合物独特の臭気を発します。更なる放置は、味蕾(味を

     感じる)を覆い、 味覚が鈍くなるばかりでなく、 口内が不潔になり、舌苔の中の病原菌が気管から入り込み誤

     嚥性肺炎をも引き起こしかねません。 唾液にはこれらの障害を取り除いたり、 飲み込む事で胃酸を中和する

     役割や、老化の原因である活性酸素を除去する成分も含まれているとされています。 唾液は更年期による女

     性ホルモンの減少で自律神経が乱れる事や、 仕事によるストレスや極度の緊張感などで減少しがちになりま

     す。


     それでは、唾液の分泌を促進する為に何か良い方法が有るのでしょうか?  『まず、@高血圧や花粉症など

     で飲む薬の中に唾液の分泌を減少させる作用のあるものもあります。この場合には医師に相談して薬の種類

     を変えたり、量を減らす事が必要になるかもしれません。 次にA飴をなめる(舌苔の主成分である蛋白質を分

     解・除去する成分の入ったものもある)・レモンなどの柑橘系の果物を食べる・ガムを噛む(唾液腺の周りの筋

     肉を鍛える・唾液が出る事でリラックスする・脳の血流が良くなる)Bストレスや心を充実させる為に運動・映画・

     音楽鑑賞などや好きな異性や子供・孫などと過ごす機会を増やすなど余暇を充実する。』 などの方法も提案・

     推奨されている事をご記憶下さい。 唾液は大切な役割を果たしています。口臭は起床時は強い事は良くご存

     知だと思いますし、食事前などは唾液量が減る事もありますが、例えば普段から口臭が気になる様になりまし

     たら、それは唾液分泌量と深い関係があり、その対応をとる事の大切さもご理解頂ければと思います。







     
肺炎という病気の打診

     診察は患者さんが高熱、咳、痰、胸痛を伴うと肺炎の可能性が疑われますが、その他、この病気の場合は、打

     診ではドスドス、ドンドンなどの健康でない濁音がしますし、聴診では呼吸音が聞こえない、ブツブツという

     水泡のはじけるような音が確認できる病気です。




     
肺炎という病気の検査

     この病気の検査は画像診断、血液検査、喀痰検査などがあります。この病気の原因菌を特定する場合、数日を

     要する事が有ります。




     
気管支炎という病気

     気管支炎という病気は慢性単純性気管支炎、慢性化膿性気管支炎、慢性閉塞性気管支炎分類され、特に慢性

     気管支炎という病気は非閉塞性気管支炎と規定されています。その他気腫型、気管支炎型、混合型などの病気

     分類もあります。




     
肺炎・気管支炎という病気の症状〜診断、療法

     肺炎・気管支炎という病気は発熱、咳、痰、胸痛、呼吸困難などの症状があり、肺炎という病気の場合、胸部

     X線で新しい浸潤陰影を認めたときに病気診断されます。CRP陽性、白血球増加、血沈亢進なども認められ

     ます。痰の培養をして炎症の原因になっている菌を特定し、抗生物質の感受性を確認してその菌に有効な抗生

     物質を投与します。C反応性蛋白(CRP)白血球数赤血球沈降速度血清クロール

     軽度の気管支炎は内服薬でも治療できますが、進行して肺炎になった場合は、入院し抗生物質の点滴などが

     必要になります。肺炎は生命にかかわる病気ですから、慎重に対応する必要があります。急性期は特に

     心身の安静を保つ事により、エネルギーの消耗を最小限にして病気の苦痛の緩和と合併症の予防が重要

     です。喀痰検査をご覧下さい


     以前に気管支炎、肺炎などで入院した事がある人は上気道炎症状が長引いた場合、受診して胸部X線検査

     などを受けてください。高齢になって免疫力が低下してから肺炎に罹ると生命に危険があります。

     しかし、病気予防のために肺炎球菌ワクチンを接種しておくと5年間は肺炎球菌の予防になります。





◎こちらに掲載させて頂いておりました以下の肺炎・気管支炎関連追加情報は整理ポストに移動させて頂いております。
*肺マック症をご存知ですか?*MAC症*肺マック症(肺非結核性抗酸菌症)*肺炎予防5ヶ条


     
* MERS(中東呼吸器症候群);MERS(中東呼吸器症候群)は、 重症肺炎やそれ以外にも、下痢、発熱、咳、

     息切れなどの症状が報告されている。 2012年9月に発見されたMERSは、 カタール人男性からであった。

     その際、SARSとは別種の新種のウィルスが確認され、WHOのまとめでは、2013年7月29日現在で、患者

     は9か国合計91人となり、そのほぼ半数が死亡している。患者の8割はサウジアラビアに集中しております

     が、現状ではMERSの蔓延状況はどの程度なのか分かっていない。 その拡大の規模は、SARSとは根本的

     に異なるものの、今回のMERSの経緯は、「SARSで中国で異変に気付き報告される前の状況とよく似ている

     」との指摘もあり、慎重な監視体制が必要であると警告している。



     * 夏型過敏性肺炎;夏場に家屋の中で繁殖するカビが原因で起きる夏型過敏性肺炎は、ただの夏風邪と考

     え勝ち。 長年放置すると肺の機能悪化(肺の組織が線維化する肺線維症になるなど)にも繋がりかねない。

     トリコスポロンというカビの一種は、梅雨時から夏・さらには秋口にかけて、風呂場や台所など湿気の多い水

     周りで繁殖し易い。その胞子が室内に漂い、それを吸い込む事でアレルギーを惹起し、咳や熱が出ます。肺

     線維症を起こし呼吸不全に陥る事もある。「夏風邪との違いは@何年にも亘って夏になると発症するA自宅

     の中でも、特定の場所(風呂場や台所など)を離れると症状が収まるなど」症状が軽い場合には、 掃除を徹

     底してカビを減らす・カビの繁殖場所に近づかないなどで対応できる。 対応が困難な場合には、肺の炎症を

     抑えるステロイド薬などを服用する場合もある。高温多湿はカビの繁殖に絶好の条件です。場合によると、節

     電などでエアコンの稼動を抑える事が繁殖に繋がる事も考えられます。「カビは寒くなるまで家の中で生息し

     ているのでご注意を」と呼びかけております。





  
     
CRP(C反応性蛋白);急性の炎症があるときに、血液中に増える物質で、急性炎症が起きると急激に増加して
                   2〜3日でピークになります。

 top pageへ>肺炎                                        

              -肺炎-

 肺炎は肺の中の肺胞に菌やウィルスが感染して起こります

 が、最近が原因の場合は細菌性肺炎、ウィルスが原因なら

 ばウィルス性肺炎という呼び方もあります。風邪はインフ

 ルエンザ、上気道炎などが続いた場合に発症するケースが

 多いようです。細菌性肺炎は口腔内に住みついている細菌

 が気管支にはいって気管支炎を起こし、それが進行して更

 に炎症を起こすものです。ウィルス性肺炎はウィルスの侵

 入により起きる場合や生まれつき体内に棲息するウィルス

 が肺に増殖する場合があります。


(ホルモン影響もあリます)
        
 


          
 - 肺炎という病気 -

 病因別の分類方法によりますと肺炎は感染性(感染

 源の種類により細菌性肺炎、真菌性肺炎など→肺炎双

 球菌性肺炎、黄色ブドウ球菌性肺炎、肺炎桿菌性肺炎

 、緑膿菌性肺炎、マイコプラズマ性肺炎、ウィルス性

 肺炎)のものと、非感染性(放射性肺炎、薬剤性肺炎

 、アレルギー性肺炎など)のものがあり、


 解剖学上に分類で、炎症が肺胞の組織(間質)に及

 ぶ間質性肺炎、肺胞の中に起こる肺胞性肺炎など部

 位による名称などもあります。


 風邪などで気管や気管支の粘膜に炎症がおきると菌

 が粘膜に付き易くなります。菌の起こした炎症が肺胞

 に及ぶと細菌性肺炎になります。

 抵抗力の落ちた人がむせたりして唾液や胃液などを気

 管内に吸引してしまうと口腔内にいる常在菌(特に

 嫌気性菌)により肺の一部が壊死して空洞ができる

 肺膿瘍、あるいは肺化膿症もあります。


         
- 気管支炎という病気 -


 気管支の内側の粘膜には粘液を分泌して呼吸と共に

 侵入するホコリやバイキンを吸着しそれを線毛の運動

 で外側に押し出す働きがあります。この痰は健康な

 時は透明で量も少なく粘りも無いので喉にたまらず

 咳も出ません。これがタバコの煙、大気汚染、乾燥、

 寒冷、感染、ほこり、刺激性化学物質などが入って

 きた刺激で咳、痰などが出るようになります。


 気管支炎はこれらの原因で気管支が炎症を起こす事

 であり、元の病気の原因がはっきりしないけれども

 加齢などで、防御機構が衰え咳や痰が続くなどの症

 状の場合、慢性気管支炎とする事があります。



             -気管支炎-


 気管支炎は急性と慢性が有りますが、上記にも分類され

 ておりますが、慢性気管支炎の場合、咳や痰が一年のう

 ち3ヶ月以上に亘り続き、それが二年以上継続する場合

 をいいます。急性気管支炎はウィルスによる風邪が気管

 支を中心として発症することが多く、主症状は空咳です

 。少量の痰を伴ったり進行すれば強い咳や、胸部、腹部

 の筋肉が痛むこともあります。


       - 風邪、インフルエンザに注意 -


 慢性的に気管支炎などになっている人は風邪などに

 罹り易く、風邪を引くと治りにくいものです。

 タバコの煙、大気汚染、室内汚染、乾燥空気、冷気

 感冒の感染は、憎悪につながります。

 さらに、加齢により気管支の粘膜は防御機構の衰え

 や、汚れ空気の刺激を受けて、弱っている人は、

 風邪が原因でウィルス性の気管支炎や肺炎を併発し

 て重症化する事も考えられます。

 その様な人は特にインフルエンザなどの流行の季節

 には人一倍注意が必要です。乳幼児、妊婦、高齢者

 など、免疫力が落ちていると考えられる人は、死亡

 することも有り得るということも心に止めておいて

 下さい。


 風邪をひいたら何よりもまず養生をして下さい。

 温かくして、休養、睡眠を充分とり回復に努めまし

 ょう。過食を避け、高エネルギー、高蛋白で消化の

 良いものを摂り、便秘に気をつけ、禁煙、感冒に罹

 らない、受診を怠らず合併症の早期発見治療に努め

 る様にしましょう。

 他の病気が隠れている場合も有りますから医者に罹

 るような場合はしっかり病状を伝えられる様に整理

 しておくことも大切です。

 喀痰検査の概要を御存知ですか?

 気管、気管支、肺細胞は健康な人でも普段少量の粘液は分泌されていますが、自覚されることはありません。それが

 細菌感染、炎症、刺激などで分泌が亢進しますと気管支腺は増殖し、粘液の量が一定量に達しますと、とたんに自覚

 されるようになります。その考えられる原因は下に示されます様に様々です。(また、痰にはリゾチーム、免疫グロブ

 リンG、分泌型免疫グロブリンAなどに含まれる抗体を含んでおりまして、感染を防ぐ働きを持っています。)

 
喀痰量が多い 急性気管支炎、気管支拡張症、肺結核、肺化膿症、慢性気管支炎、肺胞上皮癌
をはじめとして、物理的な要因(塵埃など)や化学的要因(刺激性のガスなど)が
あります。
粘稠(外観、性状) 急性炎症(咽頭、喉頭、気管、気管支)、慢性気管支炎、気管支喘息など
粘液膿性(外観、性状) 肺結核、気管支拡張症、気管支喘息、気管支炎の回復途上期
膿性(緑黄色) 穿孔性膿胸、気管支喘息、肺結核など細菌感染、肺化膿症
漿液性(外観、性状) 肺結核、気管支炎罹患初期、肺水腫、鬱血性心不全(桃色、泡沫状の場合)
血痰/外観 肺結核、肺癌、肺炎、肺梗塞、肺化膿症、気管支拡張症、その他(口腔、鼻腔、咽頭、喉頭などからの出血混入)
鉄錆色/外観 急性肺炎
グラム陽性球菌 急性呼吸器感染症(葡萄状球菌/スタフィロコッカス、肺炎球菌、レンサ球菌)
グラム陰性棹菌 慢性呼吸器感染症(ヘモフィルス、肺炎棹菌、緑膿菌/シュードモナス)
真菌 肺真菌症(クリプトコッカス、カンジダ、アスペルギルス)
赤血球/顕微鏡 肺結核、肺炎
白血球/顕微鏡 化膿性疾患、様々な呼吸器感染症
上皮細胞/顕微鏡 肺内各部位の炎症
腫瘍細胞/顕微鏡 肺癌(連続3日間、検体検査)
弾性繊維/顕微鏡 肺結核(肺組織破壊)
他、顕微鏡的高出血頻度 肺結核、肺癌、肺化膿症、肺炎、肺梗塞、気管支拡張症
腐敗臭 嫌気性菌による肺化膿症(粘膿性でかつ腐敗臭が強い)
腐敗臭 気管支拡張症(粘膿性であるが悪臭が無いもの)



肺炎・気管支炎 追加情報整理ポスト
 *ワクチン接種 近年の報告でも市中肺炎のうちその40%は肺炎球菌であったとありますが、最近の傾向としまして、抗生物質の効かない耐性菌が増え、治療が難しくなっており、ワクチン接種が急速に広まっている。癌、心疾患、脳血管疾患に次ぎ 日本人の死因の 第四位を占める肺炎は 高齢者で重症化しやすく 死亡者の大半は65歳以上です。

肺炎球菌には80種類以上の型が有りますが、このワクチン接種は23種類に対応でき、肺炎球菌の80%を予防できます。 しかもその効果は1回の接種で5〜9年間持続します。現在全国自治体で肺炎球菌ワクチンの公費助成制度が増加しております。貴方のお近くの自治体(市区町村)もどうぞお調べ下さい。
 *肺炎球菌ワクチンの効果 65歳以上の人がインフルエンザに罹ると、4人に1人は肺炎を併発するといわれております。肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌による感染症の約80%を予防出来ると期待されております。 1回の摂取で5年以上の免疫が持続するとされております。◎肺炎球菌ワクチンは、何回まで再接種してよいかの規定は有りません。海外では一定期間(例5年毎)に再接種可能な国も有ります。米国では有効性、安全性の観点から、3回目以降の接種を一律に実施する事は推奨されておりません。
 *持続性・反復性の痰を伴う咳 持続性・反復性の痰を伴う咳が、ずっと(過去2年間以上、冬季3ヶ月以上)続く場合は、慢性気管支炎と考えられますが、この状態は、風邪がきっかけで悪化する事が多い。特に高齢者の場合には、免疫力も低下している場合もあり、その結果、肺炎を併発し、命に関わる事さえあります。慢性気管支炎の場合、起床時に粘液性の痰が出る事が多く、悪化すると痰の量が増加し、膿も混じる事があります。 風邪やインフルエンザの流行する季節には、特に注意が必要になります。
 *肺マック症をご存知ですか? 中高年の女性に急増している肺MAC症は、しつこい咳や痰が続く疾患で、抗生物質が効きにくい上に、菌の住む環境から、繰り返し感染するために完治の難しい疾患として知られております。肺MAC症は、結核菌の中間の細菌による肺の慢性感染症です。

この菌は浴室に棲息する菌で、結核菌とは異なり、人から人には感染しません。 欧米では1980年代後半から増加している疾患で、日本では近年持病のない中高年女性を中心に急増しております。感染経路は分かっておりませんが、肺MAC症の患者さん29人の自宅浴室の水やヌルヌルした汚れを収集調査しました。 その結果、約半数の15人の浴室より肺MAC症の原因菌(アビウム菌とイントラセルラーレ菌)を発見した。そのうち7人からは感染している菌と、自宅の浴室の菌が遺伝子レベルで一致したというもの。浴室内のうち最もこれらの菌の発見場所で多かったところは、浴室内のお湯を循環させる「追い炊き口」で、浴槽に溜めた水、浴室の排水口、シャワーヘッドの表面・内側からも菌が発見されております。 この事により、浴室が感染源の可能性が高いという報告がされております。

菌は乾燥に弱いため、浴室をよく乾燥させるのはお勧めの方法で、浴室を掃除するときはマスクをする事も薦めております。(水を浴槽に溜めるのは、少なくとも肺MAC症の患者さんは勧められないとしております。)
 *MAC症 MAC症;アヴィウム・イントラセルラーレ複合菌により引き起こされるMAC症は、以前は体の抵抗力の弱い人だけが罹るとされておりましたが、 近年では健康な中高年の女性に増加しています。 咳・痰・血痰の他に、体重減少・倦怠感・寝汗・肩こり・息切れ・胸が痛むなどの症状があります。 治療は結核に準ずる治療法として、抗結核薬やマクロライド系の抗生物質などが使用されますが、 効果は結核と比べて低く、確実な治療法は今のところ有りません。 体の抵抗力を上げたり、不規則な生活を避け、 休養を十分にとる、食生活に注意をする、糖尿病などの合併症の治療なども大切とされています。
 *肺マック症(肺非結核性抗酸菌症) 肺マック症に罹患している場合には、一時的に喉や気管が敏感になり、咳が出易くなります。 ヒトの肺に感染する抗酸菌には、 結核菌と非結核性抗酸菌の2種類がありますが、非結核性抗酸菌は結核菌に比べて感染力や増殖力は弱く、ヒトからヒトへ伝染しません。

初期は無症状で血液検査でも異常が出ない事が多い。 悪化しますと気管支拡張症を併発して、 咳・痰・血痰などの症状が出現する事もあります。肺マック症は過労や偏った栄養摂取などの基礎免疫力を低下させる様な事は避けなければなりません。肺マック症にはクラリスロマイシンを主にその他2種類の薬を併用する化学療法が標準です。
 *肺炎予防5ヶ条 肺炎予防プロジェクトが専門医、賛同企業などにより発足しました。プロジェクトチームでは肺炎予防5ヶ条を発表しています。

@インフルエンザや風邪に罹らないA手洗いやうがいB日光浴や適度な運動C歯茎も磨くD肺炎球菌ワクチン接種(同時にチームでは肺炎球菌感染症コールセンターを設けております。)
 *肺炎と肺炎球菌 健常者が肺炎になる場合、その約半分は肺炎球菌が絡んでいるとされます。 肺炎球菌による肺炎は咳・痰(錆色の血痰が出る事もある)・高熱などや、 胸が痛むのも肺炎球菌による肺炎の特徴です。(風邪をひくとそこに細菌がつき、細菌性の肺炎を起こします。 癌や脳梗塞・心疾患などで亡くなる場合も、最後には肺炎に罹るケースが多い。 それらを勘案すると肺炎は、非常に大きな死因となっているといえます。日本人の死因として、肺炎はそれらも含めれば最高位になるのではないかと考えられます。)
 *肺炎予防(予防策1) 肺炎の予防に関しましては、関連の各機関、組織から都度出されておりますが、社団法人全国老人保健施設協会の 「肺炎予防推進プロジェクト」でも、啓発イベントが有り、そのプロジェクトでも予防に関する策が発表されております。 同席の日本医科大の木田厚瑞教授(呼吸器内科)は「肺炎は非常に重症だと腎障害や肝障害、消化管からの出血など様々な臓器の障害が同時に起きる多臓器不全をも来たします。ですから肺炎の予防は極めて重要です。」とし、「@規則正しい健康的な生活A禁煙B誤嚥防止C口の中を清潔に保つD糖尿病などの持病の治療E原因菌の約3割を占める肺炎球菌のワクチン接種」 を提案されておられます。 「肺炎球菌による肺炎は高齢者では高熱が出ないなど症状が乏しく、診断は遅れがちになります。」

この様に、肺炎は夫々の専門分野からの見地、 見解で活かされた予防策が提案されています。参考になる策は取り入れて頂けます様に願っております。






 top pageへ>肺炎                           - MENU -
耳と鼻の病気(耳鼻科系) 脳の病気(脳神経科系) 心のこと(精神科系) 心臓など(循環器系)

  難聴
  メニエール病
  慢性副鼻腔炎

 

  脳出血
  脳梗塞
  一過性脳虚血発作

  うつ病
  認知症

  自律神経失調症

  動脈硬化
  高血圧
  心筋梗塞
  狭心症
肺や喉の病気(呼吸器系) 消化器系(外科・内科) 消化器系(内科) 腎臓、尿の病気(泌尿器系)

  風邪症候群
  気管支喘息
  肺気腫
  肺ガン
  肺結核
  
肺炎・気管支炎
 

  食道ガン
  胃ガン
  肝ガン
  膵ガン
  結腸ガン
  直腸ガン
  胃潰瘍
  胃ポリープ
  十二指腸潰瘍
  胆石症
  慢性膵炎
  潰瘍性大腸炎
  大腸ポリープ
 

  ウィルス性肝炎
  アルコール性肝炎
  脂肪肝
  肝硬変

  慢性胃炎

  尿路結石
  前立腺肥大症
  慢性腎炎
  腎硬化症
  糖尿病性腎症
  腹圧性尿失禁
 
代謝・内分泌系 血液やリンパ(血液系) 整形外科系 女性の病気(婦人科系)

  糖尿病性神経障害
  糖尿病
  高脂血症
  高尿酸血症・痛風
  甲状腺機能亢進症

  悪性リンパ腫
  貧血
  その他の血液疾患

  変形性関節症
  肋間坐骨神経痛
  40肩・50肩
  骨粗鬆症
  慢性関節リウマチ

  子宮内膜症
  子宮筋腫
  子宮頸ガン
  子宮体ガン
眼・目のこと(眼科系) 病気の要因

  老眼
  糖尿病性網膜症
  白内障
  緑内障
  眼精疲労

  肥満
  加齢
  運動
  検診データ
  食



 
(C) COPYRIGHT - 病気シグナル - ALLRIGHT RESERVED
免責事項/プロフィール相互リンクに付いて| 
相互リンク
耳や鼻の病気と健康@AB 脳の病気と健康@AB 心と健康@AB 心臓の病気と健康@AB
肺や喉などと健康@AB 消化器系と健康@AB 腎臓や尿などと健康@AB
代謝内分泌系と健康@AB 血液やリンパと健康@AB 骨や神経などと健康@AB 女性の病気と健康@AB
眼・目と健康@AB 病気全般と健康@AB その他の健康@ABCD お役立ちサイト@ABCD

AX