慢性膵炎・病気原因・症状

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- 慢性膵炎という病気の原因・症状 -

 top pageへ>慢性膵炎     慢性膵炎という病気とアルコール、高脂質食、不規則食生活

     慢性膵炎という病気

     膵臓は膵管を通じて消化液の膵液を十二指腸に外分泌する一方、内分泌でインスリングルカゴンなどのホル

     モンを造っています。慢性膵炎という病気とは慢性、進行性の疾患で、持続性の腹痛や背部痛があり、膵臓の

     組織が炎症を起こし徐々に線維化して硬くなり、膵臓機能に異常を起こす病気です。脂質は不可欠の栄養素

     で、リノール酸などは食物から摂取する以外に無く、長期にわたり脂肪を全く摂らないのは栄養面からも好ま

     しく有りませんが、脂肪が胃から十二指腸に入りますと、膵臓から膵液が分泌されます。ところが脂肪の場合

     は糖質や蛋白質よりも永く胃内に留まるために長時間膵臓が働く事になります。膵臓に負担をかける分だけ治

     療には障害になると言わざるを得ず、低脂肪食のことなどを含め、医師の指示通りにすることが求められます。


    
 慢性膵炎という病気と機能低下・症状

     膵臓の破壊の程度によって消化液分泌(外分泌)機能低下による消化不良や、インスリン分泌(内分泌)障害

     による糖尿病などの症状が起きてきます。


     
慢性膵炎という病気の原因

     原因は、明確ではありませんがアルコール、高脂質の食事、食生活の不規則、胆石などのことが多く、時に外

     傷、腹部の手術後に起こることもあります。


     胆石が存在した場合、膵臓の消化酵素トリプシノーゲンは、胆汁により蛋白質分解酵素トリプシンとなります

     がこのトリプシンが胆石のために逆流する場合があり、膵炎が発症すると考えられてもいます。男性の発生率

     が女性より4倍多いといわれています。


     
慢性膵炎という病気と食

     慢性膵炎という病気を進行させないためにも、食生活を規則正しくし、アルコール、油もの、甘いもの(ア

     イスクリーム、ケーキ)などは控えましょう。


     
慢性膵炎という病気の療法

     消化吸収障害には消化酵素剤、胃粘膜保護剤、胃酸分泌抑制薬などを用い糖尿病に対しては、経口糖尿病

     治療薬、インスリンなどを用います。


     
慢性膵炎関連検査値・基準値   (脂質検査の意味もご覧下さい

     便性状リパーゼインスリン


     
一部の膵機能検査の意味

     膵臓は胃の裏側にある重要な臓器で、アミラーゼ、リパーゼ、トリプシンなどの消化酵素、重炭酸塩などを

     十二指腸に分泌、又、血中のブドウ糖の濃度を調節するインスリン、グルカゴン、消化機能を調節するホル

     モンなどを血中に分泌します。何らかの原因で膵機能が障害、破壊されますと、膵機能低下と共に、膵酵素

     (消化酵素)が大量に認められるなどの変化があらわれます。これらの機能障害や癌などを調べるために

     膵機能検査が実施されます。


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- 慢性膵炎という病気 -


 慢性膵炎という病気は長期にわたって軽い症状が続くが、

 急に悪化する場合もあります。その場合は急性膵炎同様

 激しい病気の症状を伴います。(急性膵炎の場合は、発症

 部位は個人差が有りますが、みぞおちから、背中にかけ

 て急激な激痛の発作が起きます。)


 慢性膵炎という病気で膵臓の働きが低下しますと、膵液の

 低下なら消化不良、インスリン分泌量の低下なら糖尿病

 を合併します。


 慢性膵炎の病気の症状は、鈍い上腹部痛が主訴ですが、暴

 飲暴食をきっかけにして痛みが起こる場合が多く、行為

 を繰り返しているとすぐ再発するようになります。

 腹痛発作が多いほど病気の症状が進行します。発作を起こ

 さない様に出来るだけ注意が必要です。病気の症状が回復

 しても出来るだけ控えめに脂肪を摂取することになります。

 壊死により線維化、石灰化すれば不可逆で、健康診断では

 なかなか発見し難い病気です。体調が悪ければ早期に受診

 して調べる事が大切です。
 


         
- 病気の検査、療法 -


 検査は外来でできるPFD検査(膵外分泌機能経口負荷試

 験、BA−PABA検査)や血液中の膵酵素の測定などが

 あります。


 確実に判定する場合はCTや超音波検査、膵外分泌機能検

 査、内視鏡的膵管造影(ERP)が必要です。


 慢性膵炎という病気と診断されたら脂肪分を避け、規則正

 しい生活をする事が必要です。薬物療法もある程度の効果

 が期待できますが膵石や膵管の狭窄が一部に限られる場合

 は、この原因の除去が有効の場合もあり、膵臓の一部切除

 する治療法もあります。
 
      -急性膵炎は?(右図をご覧下さい)-


 急性膵炎の場合は、アルコールの多飲以外の原因として

 胆石が原因の膵液や
胆汁の逆流胆石を伴った慢性胆嚢

 炎や胆管炎の炎症が、膵臓側に移行
、影響します。どの

 様にして発症するのかは不明ですが、膵臓の消化酵素ト

 リプシノーゲンは胆汁によってトリプシンになり活性化

 し、蛋白質分解酵素としての能力を持ちます。その酵素

 が逆流すれば弊害は明らかです。アルコールの影響を除

 けば膵液、胆汁、酵素の逆流などが原因ではないかと考

 えられております。急性膵炎の場合は激しい症状を伴い

 ます。

 (激烈な腹痛、胆石症同様の放散痛、膵臓浮腫、局所壊

 死、炎症細胞浸潤、症状が強ければ、出血や細胞壊死範

 囲拡大、ショック症状、膵臓全体の出血性壊死、血管内

 血栓の形成増加)

 *急性膵炎の主な合併症は急性腹膜炎、腎不全、心不全

 、呼吸障害、膿瘍、ショックなどが早期に出現する事が

 あります。


 慢性膵炎の場合は長期に亘る軽い症状とされるが急に悪

 化すれば急性膵炎同様の症状を示します。慢性膵炎の場

 合、壊死した部分は線維化、石灰化するために膵臓は硬

 くなります。従い膵液やインスリンなどの分泌異状をき

 たし膵臓の働きは低下します。




            - 禁酒 -


 慢性膵炎という病気は原因が分からなくても、飲酒が誘

 因であることは多く、肝障害を起こさなくても膵臓が障

 害されることもあり、まずアルコールをやめる事が必要

 です。

 従って、原因の如何に拘わらず、飲酒を続けるという事

 は、大きな誘因の一つを放置する事です。


 慢性膵炎という病気では膵液(消化酵素豊富)の分泌が

 膵石や膵管の狭窄により傷害される事になると、溜まっ

 た消化酵素が膵臓を障害してしまい、痛みが持続する事

 になります。


 糖質は消化するために膵液を盛んに分泌する必要のない

 膵臓には負担の少ないエネルギー源で、必要なカロリー

 は糖質からとるようにし、膵臓機能の働きを回復させる

 ために良質の蛋白質を適切に少しずつ摂取します(植物

 性蛋白質を中心とし、種類や量は徐々に増やします。


 動物性蛋白質を摂り始める時は、鮮度が良く脂肪分の

 少ない白身の魚や、鶏肉などは脂肪の少ないものに

 します。)加工食品、インスタント食品は論外です。


 膵機能検査について

血清アミラーゼ 血清中のアミラーゼ量で膵臓病の有無を確認する(外分泌機能調査)
血清リパーゼ 血清中のリパーゼ量で膵臓病の有無を確認する(外分泌機能調査)
尿中アミラーゼ 尿中のアミラーゼ量から膵臓病の有無を確認する(外分泌機能調査)
PFD試験 BT−PABA服用後薬物排泄量の6時間追跡調査(外分泌機能調査)
セクレチン試験 膵液の分泌状況の調査(セクレチン注射後)(外分泌機能調査)
尿糖 糖尿病、腎性糖尿病で陽性となる尿糖濃度検査(内分泌機能調査)
血糖 血糖値から糖尿病の確認(内分泌機能調査)
血漿インスリン インスリンの血漿中の濃度から糖尿病の確認(内分泌機能調査)
フルクトサミン 高血糖が続くと高値になる糖尿病の検査(内分泌機能調査)
グリコヘモグロビン 高血糖が続くと高値になる糖尿病管理検査(内分泌機能調査)
グルコース負荷試験 ブドウ糖を75g内服し血糖値変化を経時確認する(内分泌機能調査)
CA19-9/CEA 主に治療効果確認モニターのための腫瘍マーカー(膵癌治療効果確認)
超音波検査/CT検査 腫瘍有無の確認(膵癌の有無確認)
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